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国境なき主夫

子連れ海外旅行記

子連れ海外旅行はホテルよりバケーションレンタルが快適でお得!食事や洗濯の心配も無用!

子連れでの海外旅行は航空券やホテル代・レストランでの食事代など、独身時代の一人旅にくらべて大人数でお金がかかりますよね?

朝から晩まで外食続きでは子供の健康面や赤ちゃんなら衛生面も心配です。洗濯物も大量に出ます。

今回は、そんな子連れでの海外旅行の悩みから開放されるキッチン付きのバケーションレンタルについて紹介します。

ハワイ旅行の話題でよく出てくるレンタルのコンドミニアムもバケーションレンタルの一種ですが、バケーションレンタルはホテルより部屋が広くて寝室も別、おまけにキッチンや冷蔵庫・電子レンジ・洗濯機もついている家具付きの短期貸し物件です。

我が家でも子連れ海外旅行の宿泊先としてよく利用していますがホテルに泊まるよりも快適でしかも安上がりなので断然おすすめです! 

バケーションレンタルとは?

バケーションレンタル(略して、バケレン)とは家具付きの短期貸し物件です。タイプアパートやコンドミニアムを一戸まるごとヴィラやコテージなどの一軒家をまるごと借りられるのはもちろん、お城や船の貸切までいろいろなタイプがあります。

空いている一部の部屋を借りるルームシェアホームステイなどと違い物件をまるごと貸し切るのでホストに気を使うわずらわしさはありません

また、ホテルとの大きな違いはキッチン設備や食器、洗濯機などの生活家電が一通りそろってる点です。滞在中の部屋の掃除やシーツ交換などハウスキーピングのサービスがついていないところが多いです。(ハワイやグアムのコンドミニアム、バンコクやシンガポールなどのサービスアパートメントでは受付やハウスキーピング付きのところもあります)

バケレンは日本で言えば2018年6月から法制化された民泊(個人宅の一部または全部を借りて宿泊)にあたります。欧米では昔から盛んでヨーロッパの地中海沿いやハワイ・フロリダなどのビーチリゾートからロンドンやニューヨークなどの大都市まで世界中にあり、大家さんも個人から会社までいろいろです。

日本で言う民泊の海外での呼び方はアメリカでは「バケーションレンタル(Vacation rental)」、ヨーロッパでは「ヴィラホリデー(villa holiday)」や「ヴィラレンタル(villa rental)」、イギリスやオーストラリアでは「ホリデーホーム(holiday homes)」や「ホリデーレッツ(holiday lets)」などが一般的に使われています。




各国での民泊の呼び方(Googleトレンド)

 

子連れ海外旅行にバケーションレンタルをおすすめする4つの理由

せっかく旅行に行くのだから日常から開放されてのんびりしたい!

掃除や食事の準備など面倒なことはしないでホテルに全部おまかせしたい!

とは思っても、残念ながら子連れで旅行するかぎりは子供の世話からは逃れられません!また、大人にとってはせっかくの休日でも、大人の楽しみとよそ行きの食べ物ばかりでは子供にとっては苦痛以外のなにものでもありません・・・

せっかくの家族旅行・・・、大人も子供も満足できるようにしたいものです!!

そんなとき、ホテルに泊まるよりもバケレンを借りた方がキッチンや家具付きで暮らせるような造りなので、家族連れにはとても重宝します!

家族旅行でバケレンを利用するメリットは、

  1. ホテルより部屋が広くて間取りも選べる!
  2. キッチン付きなので旅行中の食べ物の選択肢が増えヘルシーな旅になる!
  3. 洗濯物の心配も無用!
  4. ホテル泊より安上がり!

の4つです。

メリット① バケーションレンタルは部屋が広い!間取りもいろいろ選べる!

バケレンの部屋はホテルの普通の部屋より断然広いです!ホテルは基本的にベッドルームにバス・トイレが付いた間取りですが、バケレンではそれに加えてキッチンはもちろんリビングルームやダイニングルームがついている物件が一般的です。欧米スタイルなのでリビングも広くダイニング付きもあり、それぞれにはテーブルも備えてあります。

また、寝室の数も必要に応じて選べます。ホテル利用時には部屋のベッドで家族みんながどのように寝ればよいかホテルに到着してみないとわからないことも多いと思いますが、バケレンでは予約サイトで探すときに寝室数やベッド数もわかるので安心です。

寝室数を選べるということは子連れの家族旅行には断然便利です。ベッドルームだけのホテルでは子供の寝る時間に合わせて部屋の電気を消さなければいけませんが、寝室を別にできるバケレンではまだ幼い子供は子供部屋を決め先に寝かせ、大人はリビングや別の寝室でのんびりくつろげます。また、寝室が離れた間取りにすれば赤ちゃんの夜泣きに気を使うこともありません!子供が大きくなればなおさら個室が必要でしょう。

広い部屋で子供はのびのびと動き回れ、大人もリラックスできる。子供も大人も自分のリズムで滞在できる。そんなバケレンを使えばホテル利用とくらべて家族旅行の快適度が格段にアップします!

メリット② キッチン付きは何かと便利!

旅先での食事は楽しみの一つではありますが、毎食すべて外食だと大人でさえも飽きますし、時差ボケと野菜不足では便秘がちになりませんか?

子連れ旅行なら子供や赤ちゃんの食べ物や体調管理にも気を使います。外食ばかりでは味が濃かったり、脂っこかったり・・・。小さい子供向けの食べ物がなかったり、あっても子供がレストランではあまり食べてくれなかったり・・・。ミルクや離乳食が必要だったり食物アレルギー持ちだったりすると、さらに手がかかるうえに心配です。その点、キッチンや冷蔵庫・電子レンジもあるバケレンでは毎食すべて外食しなくても自炊できるので食べ物の悩みから開放されます!

キッチン付きでうれしいのは・・・、

子供が食べられる食事を用意できる!

外食で不足がちな野菜果物など、子供に安心して与えられるヘルシーな食べ物を用意できます!また、とりあえずご飯が炊ければ惣菜やテイクアウトのおかずと一緒に子供は一食すませられます。パスタとパスタソースをスーパーで仕入れても簡単に一食用意できます。

離乳食も不自由なく用意できる!

離乳食が必要なら食べ慣れたレトルトを持参したり現地のスーパーで調達したり、電子レンジや冷蔵庫があれば温めたり保存もできます。ホテルでは電子レンジを借りることは不可能ですよね・・・?また、簡単な離乳食を作ってあげることももちろん可能です。

ミルクも清潔に!

赤ちゃんのミルクの心配もホテル泊より格段に減ります。キッチン付きだと哺乳瓶がきれいに洗えて洗浄液に浸けて清潔に保てます。コンロで熱湯を沸かしてステンレスの保温ボトルに入れておけば日中の観光先でも衛生的に授乳できます。

アレルギー持ちでも安心!

子供に食べ物アレルギーがあると外食はとても気を使います。我が家では子供が幼少時に卵アレルギーだったので旅行の際はスーパーで買い出しして自炊するのが一番安心できました。

テイクアウトやデリバリーを利用すれば手抜きもできて楽チン!

子供の食事の問題から解放されるのはもちろんですが、キッチンがあるからといって無理に自炊する必要はありませんテイクアウトデリバリー、さらにはピザなどの冷凍食品電子レンジで食べたい時に温められます。ホテルだとさすがに電子レンジなど借りるのは不可能ですよね・・・?

冷蔵庫もあるので、大人用にビールやワインと酒のつまみ、子供用には牛乳をやスイーツなどをストックしておくなど、スーパーで安く買ってきて持ち込めば、飲みたいものや食べたいものが部屋でいつでも気軽に楽しめますホテルのルームサービスが比較にならないほどのコスパです!

また、フルーツやパン・シリアル・ヨーグルトさえあれば、部屋で朝食も簡単にパパッとすませられます!

本格的な料理ももちろん可能!

地元の新鮮な素材を買ってきて料理するのもバケレンの楽しみの一つです。海外のスーパーや市場を見るのも楽しいですよね?さらにBBQ設備がついていれば、肉の塊やステーキ・新鮮なシーフードを買ってきて焼くだけでも大満足です!

など、キッチン付きのバケレンを借りれば旅先でも食事の幅がひろがり便利でヘルシーな旅行ができます!

メリット③ 大量の洗濯物だってへっちゃら!

子連れ旅行はどうしても洗濯物が多くなりがちです。

ホテルだと洗面台や浴槽で手洗いするにも洗濯物の量も多く、狭い部屋では干す場所にも困ります。また、ランドリーサービスの利用だけでは費用もかさみます。ましてやホテルのクリーニングに下着や子供の普段着を出すなんてもったいなくてできません!

バケレンなら室内に洗濯機や乾燥機があったり、ベランダや屋上など物干しスペースがあるところも多く便利に洗濯できます。また、コインランドリー付きのコンドミニアムなら洗濯・乾燥は1時間半もあれば完了です。

一枚いくらのホテルのクリーニングに出すより圧倒的に安上がりで便利です!

メリット④ 旅費が安く上がる!

観光メインの旅行ではさすがに観光のための費用は削れません。旅の費用で努力すれば削れるのは航空券などの交通費・食費・宿泊費の三つです。

キッチン付きのバケレンを借りれば、自炊も可能なので滞在中の食費が抑えられます!

ホテルの食事は高いですし日本でも食べられる無難なものが多いです。しかもサービス料(チップ)も杓子定規で一律にチャージされちゃいます。旅先での食事はローカルの人気レストランには味も値段もかないません。気になるチップも必要に応じて現地の人並みに払えばよいので気が楽です。

たまに和食も恋しくなりますが、外国では和食は高いうえに食材も限られ、日本に比べればたいしたことはありません。いっそのこと自分で自炊してすませた方が確かです。ふりかけやお茶漬けとインスタントの味噌汁だけ持って行って、ご飯だけ炊けばとりあえずはしのげます。

また、海外のホテルは日本と違いルームチャージが基本です。バケレンも同じですが、ホテルよりバケレンの方が宿泊費も安上がりなうえに広くて便利な間取りが選べ快適です!さらに連泊すれば移動にかかる交通費も抑えられますし、1カ所への滞在はできるだけ長い方が体調を整えるには都合がいいです。

食費と宿泊費を減らせるので、あとは航空券さえ安く購入できればホテルだけの宿泊利用よりもバケレンの活用で旅費を半額以下にすることも十分に可能です!1回分の旅費をおさえてその分何度も旅行したいですよね!!

バケーションレンタルを利用した子連れ家族旅行のスタイル(我が家の場合)

我が家では1回あたりの日数は2週間~3週間くらいと比較的長めの家族旅行が多いです。

これまで家族で行ったのは定番のハワイグアムの他に、タイプーケットホアヒンパタヤなどの東南アジアや、ニースなどのヨーロッパビーチリゾートなど。また、都市観光ではバンコクヨーロッパロンドンバルセロナイスタンブールアテネなどを中心にした周辺旅行など。

どこに行くにしても便利で立地のよいところに泊まり2~3宿を変えながら、昼間は海辺やプールでだらだら過ごしたり、バス地下鉄などの公共交通機関を使って観光したり、混んでいるその土地で人気のレストランなど利用したりと、現地で暮らすような旅行スタイルが多いです。

宿泊は移動のためなどで安いホテルでショートステイすることもありますが、子供達が小学生ともなり体も大きくなってくると寝るスペースが必要家族みんなで一部屋では窮屈なので、以前よりも広くてお得なバケレンを利用する回数が増えてきました。宿泊費を浮かせた分で外食や観光をグレードアップもできます。ちなみにバケレンを探すときはの家族4人(大人2人子供2人)で全部込み込みで一泊当たり1万円(100ドル)くらいの予算を基準にしています。

旅行中の過ごし方ですが、旅行の初日(到着日)時差調整買い出しを兼ねて近くのスーパーなど周辺を散歩して食料品や飲み物を買い込み、夕食は部屋で軽くすませるか元気があればレストランなどで外食。

朝食はパンやシリアルとヨーグルト、そしてフルーツだけで簡単にパパッとすませてお出かけ。ホテルの朝食だとそれなりに身なりを整えて行かなければいけませんが、バケレンなら妻も化粧する必要もなく他人の目を気にせず楽な格好で朝ご飯が食べられるのでお気楽です。また、朝は多めにご飯を炊いておにぎりにしておくと、観光途中やレストランで子供の食べるものがないときに便利です。海外のカジュアルなレストランだと子供用に食べ物や飲み物を持ち込んでもイヤな顔されることはあまりありませんし、むしろ可愛がってもらえるので助かります。

日中は観光に行くかビーチやプールサイドでのんびりし、昼食はチェックしておいたレストランでお腹いっぱいガッツリ食べ、夕食は宿にもどり大人はつまみ程度子供にはテイクアウトしたものやフードデリバリーがあれば利用します。食事の度に子連れで移動するのは面倒で疲れますし、特に家族旅行では夕食時は昼間の疲れもあり親も子も部屋で食べた方がくつろげます

我が家の場合はキッチン付きに泊まっても朝食は簡単に夕食もテイクアウトやデリバリーが中心なので、自炊といっても米を炊いたり果物や野菜を切ったり冷凍のピザを電子レンジやオーブンで温めるくらいで料理らしいことはほとんどしません。マーケットやスーパーでよほど料理したい食材を見つけたときくらいです。旅先でも外食に頼らないローカロリーでヘルシーな食事ができ、旅行後のダイエットが楽なのもバケレンで自炊するメリットの一つです。

夜は夫婦のどちらか一方が部屋で洗濯などしながら子供と過ごし、もう一方がナイトマーケットや観劇・サッカー観戦など夜の街へ繰り出しすことも多いです。子供はリビングとは別のベッドルームで夜更かしさせずに寝かせます寝室が別なバケレンだとホテルと違って消灯時間を子供にあわせる必要がないので、大人は寝たいときまで電気を消す必要がありません旅行先でも子供も大人もマイペースで過ごせるのはバケレンならではです。

旅先での観光やアクティビティーは、子供の意見も参考にしますが基本的には大人の行きたいところ・特に子供に見せたいところ体験させたいことを選びます。もちろん子供にも旅行を楽しんで欲しいですが、特に小さい子供は忘れるし興味がないことをするよりはビーチやプールで遊んだり部屋でゲームや本を読んでいた方が楽しそうです。そもそも旅先で何ができるか子供が自分で調べるには漠然としすぎてハードルが高いです。そんなわけで旅先で子供が楽しめることも織り込みつつ観光は大人中心で計画します。夫婦でもお互いに行きたいところ・したいことがあれば一緒に、一方だけの希望なら二手に分かれてもう一方は子供と過ごしますお互いに気兼ねなく好きなことをするので旅先でのイライラもありません

バケレンを活用すると家族みんながハッピーで大満足の旅行が楽しめます!!

まとめ

 いかがでしたか?

日数に余裕のある旅行なら、宿泊の選択肢に食費と宿代をおさえられつつ快適に過ごせるバケレンを加えてみてはいかがですか?

快適で家族旅行の楽しみがひろがりますよ~!!

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