別記事「一時帰国の買い物の極意」にて絶対に失敗しない・無駄のない一時帰国の買い物のコツを紹介しています。
今回はその極意に基づいて、海外在住歴約10年の我が家が一時帰国の際に必ず買うものや時々買うものの一時帰国の買い物リストを具体的に紹介いたします。
文末には我が家の厳選買い物リストをダウンロードすればプリントアウトしてすぐに使えるように紹介していますのでぜひご利用ください!
一時帰国の厳選買い物リストとは?
一時帰国の買い物で必ず買っておくもの、必要に応じて買うものを順に紹介いたします。
食料品から雑貨・医薬品・お土産など全ての必要な項目についてまとめています。
また、赤ちゃんやお子様のいるご家庭むけにも別項目で買うものを整理してみました。
それでは順に紹介します。
調味料
必ず買うもの
使用頻度が高く消費量も比較的多い、家庭料理の基本調味料として絶対に外せないアイテム達です。一部のものは滞在国で売っていることもありますが、価格や消費量を考えると日本で買う方がだいぶ有利なので日本で仕入れることが多いです。
必要に応じて買うもの・あると料理の幅が拡がるもの
こちらのものはあれば便利ですが、無理してまでは買いません。基本的に荷物に余裕がありそうな時に買います。
日本食材
必ず買うもの
絶対に外せないマストアイテムです。
切り餅は正月用に、餅米と小豆があればお祝い事があるときなど赤飯が炊けるので大人はもちろん楽しめますが、子供が日本文化・風習や季節感など体験するのにも役立ちます。
シソふりかけはドレッシングやパスタ、ガーリックライスに入れて使うと料理のアクセントになります。
必要に応じて買うもの・あると料理の幅が拡がるもの
無理してまでは買いませんが、レトルト食品や缶詰は家事の手抜きに使えますね。
海外だと賞味期限切れか直前のものが多く、しかも値段も3倍以上する場合が多いので必要に応じて購入します。
乾物
必ず買うもの
これらも絶対に外せないアイテム達です。
保存も利くし、かさばらないので多めに買います。
必要に応じて買うもの・あると料理の幅が拡がるもの
これらもあると料理の幅が拡がります。
飲料品・お茶
必ず買うもの
麦茶は特にお子様のいるご家庭では外せないですね。
必要に応じて買うもの
緑茶や抹茶などの日本茶や日本酒は特に外国人向けのお土産にもなります。
日本酒や焼酎などは重量を減らすために紙パックのものがあればそちらを選びます。
お菓子・スナック
小分けタイプのスナックは我が子にはもちろん、子供のお友達へのお土産や誕生会での手土産(goodie bag)にも詰められるのでバラマキ用に使えます。
ときどき食べたくなる和菓子も、コンビニやスーパーで保存の利く小分けのものを選ぶようにしています。
医薬品・衛生用品
必ず買うもの
医薬品や衛生用品はドラッグストア・ダイソーなどの100均・ホームセンターをハシゴしてまとめ買いします。
海外で売っているものもありますが、日本のものの方が優れていると思うアイテム達です。
必要に応じて買うもの・あると便利なもの
こちらも日本で買うものの方がバラエティー豊富ですね。必要に応じて。
日用品・雑貨
必ず買うもの
湿気の多いアジアの国に住んでいたときは必ず必要でした。ヨーロッパではダニに悩まされたこともあり、ダニ駆除製品も必ず購入していました。
これらもドラッグストア・100均・ホームセンターでまとめ買いです。
必要に応じて買うもの・あると役立つもの
これらは必要に応じて。
また、日本滞在中は路上で配っているポケットティッシュをよくもらうようにすると節約もでき役に立ちます。
その他の日用品・雑貨
いつも買うわけではありませんが、日本には携帯のアクセサリーや便利グッツがでデザインも優れていて豊富です。
蚊帳は折りたたみできるものもありコンパクトで、オトナはもちろん小さい子供の安眠の確保に役立ちます。
キッチン用品・食器
菜箸は消耗品なので帰国の度に入れ替えしています。
食器は代用品がありそうですが、やはり和食器がないと不自由です。
日本で買うと品揃えが豊富で値段も安いですね。
文房具
消せるタイプのボールペン・フリクションペンは一部海外でも販売されていますが、日本だと芯の太さや色の選択肢が多いので必ず買います。
うちの小学生の子供達もシャープペンシルや鉛筆ではなくフリクションペンを使っていますが、間違えても消せるし消しゴムのカスもでないのでお気に入りです。
電気工事でよく使われるビニールテープはこれまで一般に売っている国は見たことがありませんが、剥き出しになってしまった配線や自転車の補強などどうしてもビニールテープが欲しい場面が何度かあり一つは買うようにしています。
その他、封筒・輪ゴム・たこ糸も国によっては売ってなくてあると便利な時があります。
日本の本やDVD
書籍類は最近ではKindleなどの電子書籍で日本の本や雑誌は読めますが、大型本や雑誌などどうしても紙で読みたいものに絞って買っています。
また、スマホにクックパッドのアプリを入れてはいますが、作りおきの総菜やマリネなどがまとまっているレシピ本があると料理のアイデアが浮かびやすいです。
CDやDVDも、最近ではアップルミュージックやGoogleプレイを活用すれば携帯からスピーカーに飛ばしたり、クロームキャストやアップルTVなどを使えばテレビで再生できるのであまり買いません。
子供の日本語教育用にDVDを買ったりはしてました。
衣料品・ファッション小物
海外の衣料品はサイズはもとより日本人の体型に合わないことが多いです。下着はもとより、ジーンズやパンツ類もお尻の形があわなかったりあまりにもローライズ過ぎたりとなかなか体にフィットするものを探せません。
また、同じファーストファッションのブランドでも国によって品質にバラツキがありました。海外のユニクロでも売っている国向けのテイストになっていて日本のものとは少し違います。
うちの場合はお好みのブランド以外の衣料品は帰国時にユニクロで大人買いして更に免税手続きするようにしています。
美容・コスメ用品
コスメ用品は海外でも手に入りますが、どうしても日本でしか買えないものだけ選ぶ方が多いようです。
うちの妻の場合はあまり日本で化粧品は買わなくなりましたが、一時帰国の際には百貨店の化粧品コーナーに行って試用品でメイクしてしてもらい、流行の化粧の仕方を教わってきています。
日本からのお土産
我が家では日本人のお友達や職場の同僚のお土産は小分けになっている和菓子やスナックなどをバラマキ用としてコンビニやスーパーで仕入れます。
外国人向けのお土産は配る人数が多いときはそれに加えてティーパックの緑茶や抹茶などをよく買います。また、日本酒なども喜ばれますがお土産選びはなかなか難しいですね。特にとても大切な相手にはどこで何を買おうかいつも悩みます。
そんなときは和雑貨や伝統工芸品など海外にはない日本のものを取り扱う専門店で選びます。
スポーツ用品
ジョギングシューズはどこでも手に入りますが、なかなか足にフィットするものが見つからず日本で買うことが多いです。
ビーチリゾートなどのバカンスに必須の水着も日本だとよいデザインのものが多くてフィットします。
電化製品
電化製品は現地のものを買った方がよい場合も多いので日本で買うことは少ないかもしれません。
よほど必要ならば炊飯器くらいを買うことがあるかもしれませんが、いずれにせよ購入する際は滞在国の電圧やプラグ形状に注意です。
iPhoneやiPadをはじめとした最近のSIMフリーのスマホやタブレットとノートPCはほぼ世界中どこの電圧でも使用できるので、我が家では電化製品を日本で買うことはなくなりました。
子供用品
お子さんのいるご家庭では子供用品の買い出しは一時帰国の最重要課題の一つだと思います。ここでは子供のためのものに絞って紹介します。
子供用の医薬品・衛生用品
歯医者に行くことは海外在住者の一時帰国のやることリストの重要項目ですが、日々の虫歯予防も重要です。
子供が海外で虫歯になった場合、それが乳歯を抜くだけですむならよいかもしれませんが、それ以上の治療は心配です。
子供用の歯磨き粉は海外でも手に入りますが、我が家では子供が小さい頃は安心感のある日本製のものを使っていました。また、フッ素スプレーを使い虫歯予防を促進しています。イオン歯ブラシも汚れが落ちやすくておすすめです。
子供向け医療品では他に本当に買っておいてよかったと思うのがイチジク浣腸です。
うちの子の場合ときどきお腹が痛いと言うことがありますが、これまでほとんどが便秘でした。朝の時間のないときに急に「お腹がいたい」と言うことが何度かありましたが、イチジク浣腸のおかげですぐに便秘が解消し学校を休まずにすみました。海外で購入した座薬系の便秘解消薬も試してみましたが、即効性は圧倒的にイチジク浣腸の勝利です。
イチジク浣腸には赤ちゃん向けから年齢に応じて各サイズがあるので使用する量も気にすることなく使えます。
子供用の本や学用品
子供用の本のなかでも、日本語教育の促進のために、また日本の同級生から遅れをとらないためにも参考書やドリルなどの学習本は必須です。少し上の年齢・学年までのものを購入してロスのないようにしています。
子供用の読み聞かせ本としては、昔話や落語がまとまっているものをずっと使っていましたが便利でした。
特に子供用の落語の本は我が子には大人気で、日本のわび・さび・オチなどの日本独自の感覚を養えるのに役だっています。
学用品類や文房具も日本のものは気が利いています。特に国語や漢字用のノートは漢字の書き取りや作文用に日本でしか手に入らないので必ず買います。
こどもが小さいときはひらがなやカタカナ学習用の音のでる絵本で文字が読めるようになりました。タブレットの学習アプリとは違い、手荒くあつかっても壊れにくく、押すと音がでるなど物理的な反応があるところがよかったと思います。
折り紙も遊びはもちろん、文化的なイベントにも使えるので多めに買っていました。
子供用の衣料品や小物
子供用の衣料品も日本のものが質もよく体型にもあいます。
それから特に欧米ではスウェットやジャケットはフード付きのものしか売っていないので使い勝手のよい丸首のトレーナーは必ず買うようにしていました。
インターナショナルな行事の際に着る浴衣や甚平、はっぴも購入。
ハロウィン用の着ぐるみも海外だとキャラが限られたり馴染みがなかったりで、アニメのコスプレ衣装が豊富な日本で探すと友達から一目置かれます。
子供用の食器
子供の成長は早く和食器は消耗品です。
年齢に応じた大きさのものを欠かさないようにしています。
子供用のスポーツ用品
プール用品は海外でも購入できますが、日本だと日焼け予防のラッシュガートや着替えもできるラップタオル、それからプールバックなど種類も多くデザインもよいものが豊富です。
おもちゃ
バンコクなどアジアでは日本のおもちゃが手に入りますが、欧米だとおもちゃのテイストが少し違います。クラシックな感じで種類もあまりないように思います。日本のおもちゃ売り場の方が、バラエティーが豊富なので子供も見ていてワクワクしています。
知育ブロックとしてLEGOはどの国でも買えますが、日本ではLaQというもっと複雑な立体のつくれる知育ブロックをよく買い足していました。
お好みで。
ベビー用品
子供が赤ちゃんのときは最低限粉ミルクだけは日本で買っていました。また、ベビーフードや赤ちゃん用のおやつなど日本製品は種類が多くて保存もきくので家事の手抜きにもなり便利です。
紙おむつはどの国でも手に入りますが、荷物に余裕があればメリーズエアーを梱包材代わりに荷物の隙間に詰め込んで持ち帰っていました。
日本の絵本は日本語教育の第一歩として絶対に外せませんね!
我が家の買い物リストのサンプルを大公開!
これまでに挙げた品目を網羅した買い物リストの見本を作りました。
ダウンロードして印刷するだけなので忙しい一時帰国の準備の時間も節約できます!
一時帰国の厳選買い物リストは下記リンクからダウンロードできます。ぜひご活用ください!
>> 一時帰国の買い物リスト例
まとめ
いかがでしたか?
一時帰国の買い物が絶対成功するようにお祈りしています!